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無傷の5勝 田中はなぜ負けない?

無傷の5勝 田中はなぜ負けない?

田中将大 【ウィスコンシン州ミルウォーキー11日(日本時間12日)発】ヤンキースの田中将大投手(25)が無敗伝説を継続している。先発した9日(同10日)のブルワーズ戦で6回1/3を投げ、7安打2失点、7三振1四球で無傷の5勝目を挙げ、日米通じてのレギュラーシーズン連勝記録を33まで伸ばした。一体、なぜ負けないのか。これまで先発した7試合を分析すると答えが見えた――。

 

 この日の田中は、14日(同15日)に敵地での「サブウエーシリーズ」メッツ戦の先発に向けブルペン投球を行った。直球とカーブを中心に28球。7球目からは堀江通訳に右打席に立ってもらって投げ込んだ。

 

 メジャーでも5勝無敗と連勝記録を続けている田中だが、なぜ負けないのか。24勝無敗だった昨年以前から言われていたことだ。ルーキー時代から、打ち込まれても、その後、チームが追いついたり逆転する試合が続いた。当時の楽天ナインは「田中が投げた試合は、打線が何とかしてやろうという雰囲気になる」と口々に語り、当時の野村克也監督が「マー君、神の子、不思議な子」と評したのは有名な話だ。打線の援護はメジャーでも変わらない。ここまで田中が先発した7試合のチーム得点は40、相手との兼ね合いもあり、単純に比較できないが黒田は同じ7試合で打線の援護は24点だ。また、田中は4試合でリードを許したが、逆転が3度、同点が1度。その中でも4勝目を挙げた3日(同4日)の本拠地でのレイズ戦が象徴的だ。4回まで0―3とリードされたが5回に追い付き、6回に勝ち越した。田中が降板した直後の7回に2点を追加、さらに8回にも3点を加え、9―3で圧勝した。

 

 この試合の前までチームは3連敗。不振の打線は3回まで無安打だった。田中は「3回くらいから『(投球の)テンポを良くしていこう』と意識しました。(テンポを良くすることで)攻撃にもそういうのが生まれると思ったので。とにかく遅くしてはいけないと」。投球テンポの良さがヤ軍打線の爆発を引き出した。

 

 楽天時代から野手が口々に語った「打線が何とかしてやろうという雰囲気」は、田中の投球リズムの良さから生まれたのだろう。田中は“仮にそうであるならば”の前提でこう語った。「意識していないときでも、普段からそういう(比較的速い)テンポというのはあるかもしれないですね。僕は『(打者を)誘って、誘って』投げるタイプじゃない。どんどん投げて攻めていくタイプなので。そういう意味ではそうなのかもしれないですね」

 

 もちろん、投球テンポだけではなく、7試合で8四死球と制球力の良さも要因の一つだろう。依然として続く無敗伝説は、田中がメジャーでも試合を支配できる投手である“証し”だ。

 

マー君は持ってるんだね。凄いや!!

 

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